ものを見る機能には「見たいところがはっきり見える機能(視力)」と「広い範囲にものが見える機能(視野)」の2つがあります。視野に異常がでる病気としては緑内障が有名ですが、網膜や視神経の病気、脳疾患でも異常が出ます。
視野検査には大きく2つの検査があり、コンピューターが短時間でする静的視野検査、熟練した視能訓練士さんが時間をかけてする動的視野検査。どちらも真正面を見つめながらあちこちにでてくる光が見えたらブザーを押すだけの簡単な検査です。緑内障の初期変化は静的視野計が優れてる言われますが、網膜や視神経の病気、脳疾患には動的視野計がよく使われます。
静的視野計はコンピューターなので少し戸惑っているうちに次々進んでしまうことがあり、高齢者やこどもさんの場合は検査員が声かけながらする動的視野計のほうがよいことも多いです。
緑内障が日本人の失明原因のトップになってから、テレビの医療番組で「年に1度は視野検査を」と言われるようになりました。緑内障で視野異常を自覚するのは末期になってからなので、自己診断はすごく危険です。私も先日久しぶりに静的視野検査をしました。光ってないのに音だけ鳴っているのも混じっているので「見えてない!」と焦りましたが無事に正常でホッとしました。