東京で学会があったので、国立博物館で「ラスコー展」を見てきました。昨年話題になったTVドラマに出てきた展覧会なので、記憶されている方もいるかもしれません。約2万年前クロマニョン人によって描かれた多数の動物達の壁画が、1940年フランス南西部のラスコー洞窟でみつかり、1979年に世界遺産に登録されました。真っ暗な洞窟の中で、どうやってクロマニョン人は絵を描いたのか。スプーンみたいな形の石に動物の脂を入れて、それに火をつけて闇を照らしたと考えられています。ランプになったと思われるスプーンみたいな石が展示されていました。大きな洞窟の中の小さな光、さぞ見にくかったことと思いますが、牛、馬、鹿、山羊などがいきいきと描かれていて驚きました。

 明るい所から暗い所へ移るとはじめはほとんど見えませんが、慣れるとだんだん見えるようになってきます。これを暗順応と言います。網膜が光を感じる力を上げて少ない光でも見えるように調節するのです。暗順応が障害された状態を夜盲症(鳥目)と言い、ビタミンA欠乏症や網膜色素変性症などの病気で認めます。暗順応は暗順応計という機械で測ることができます。

 約2万年前に描かれた絵を見ていると、私達は本当に一瞬の時間を生きているのだと感じました。

 

 

東京で学会があったので、国立博物館で「ラスコー展」を見てきました。昨年話題になったTVドラマに出てきた展覧会なので、記憶されている方もいるかもしれません。約2万年前クロマニョン人によって描かれた多数の動物達の壁画が、1940年フランス南西部のラスコー洞窟でみつかり、1979年に世界遺産に登録されました。真っ暗な洞窟の中で、どうやってクロマニョン人は絵を描いたのか。スプーンみたいな形の石に動物の脂を入れて、それに火をつけて闇を照らしたと考えられています。ランプになったと思われるスプーンみたいな石が展示されていました。大きな洞窟の中の小さな光、さぞ見にくかったことと思いますが、牛、馬、鹿、山羊などがいきいきと描かれていて驚きました。

 明るい所から暗い所へ移るとはじめはほとんど見えませんが、慣れるとだんだん見えるようになってきます。これを暗順応と言います。網膜が光を感じる力を上げて少ない光でも見えるように調節するのです。暗順応が障害された状態を夜盲症(鳥目)と言い、ビタミンA欠乏症や網膜色素変性症などの病気で認めます。暗順応は暗順応計という機械で測ることができます。

 約2万年前に描かれた絵を見ていると、私達は本当に一瞬の時間を生きているのだと感じました。